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2019年06月03日 [Default]

今週の5年生算数は??

今週の5年生の算数は【仕事算】です。SPIのテスト等でもよく出題されますよね??
そんな【仕事算】ですが、多くのテキストでは全体の仕事量を『1』とおいて
解説しているものがほとんどです。これについては、メリット,デメリットがあります。
今回はそのメリット,デメリットについて説明していきたいと思います。
まず、メリットですが、「どんな問題でも使える」といったところでしょう。
これは問題文でどのような数字を使っていても解くことができるということです。
続いてデメリットですが、「分数を使わなければならない」ということです。
これは意外と難しい話で「分数の計算ができる」というのと「分数を理解している」
というのでは全く違うのです。
確かに5年生の初めに(2月〜3月)分数の四則計算も勉強しました。ところがそれは、
「ただ分数の計算が出来るようになった」だけで「理解する」とはいえないのです。
もちろん中には理解できる子はいるでしょう。ところがほとんどの子はできません。
これは能力の差というわけではなく、『10歳,11歳では経験値の差が埋められない』
ということです。これは中学生や高校生にとっての根号(ルート)のようなものです。
そこでActでは『最小公倍数を使って(整数を使って)仕事量をつくる』ことを
教えています。こうすることで極力分数を減らし(全く使わないわけではない)
数の大小関係を理解した上で解かせています。
ぜひ理解して解ける喜びを感じてみてくださいね。

今回の問題は来週のテスト範囲である『円とおうぎ形』からの出題です。
仕事算ではなくすいません(笑)。この問題はYahoo!ニュースに出ていた、
『フェリス女学院のエレガントな図形問題』です。ぜひ解いてみてください。
フェリス


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